The motorcycle diaries

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ヤマハWR250Fロシア旅仕様
ロシア旅行に使ったバイクは我ながら無茶なレーサーのWR250F。
​公道を走るようには設計されていないので元々はメーターも方向指示器もミラーも鍵さえも無し。そもそも旅での耐久性なんて神のみぞ知るです。これでロシア旅は言ってみれば野球のバットでテニスをやるみたいな感じでしょうか。
 ロシア行きを決めたものの、まともに公道走れる所有バイクはDUCATIのS4のみ。さすがにS4でオフロード走るわけにいかないし、新しくバイクを買うには国際ナンバーの申請の都合間に合わない。そんなわけでずっと埃を被っていたWRに消去法で決まりました。
​ まずは配線図と格闘しながら保安部品の作成取り付け。旅先での電気トラブルに備えていつでもレーサー配線に戻せるようにしたのですが、旅の途中しっかり断線して壊れたので計算通り....まあロシアに入ってしまえば信号もないし全く問題なし。ただ最後、九州に戻ってから家まではずっと手信号...まっ問題なし。
 次の難題はギアレシオ。ノーマルだと最高速で60km/hくらいしか出ないから、一緒に行く相棒のWR250Rを参考にしてトップスピードが同じくらいになるようにレシオを変更。おっ、120km/h巡行できるぞ!っと思ったら1速ギアが離れすぎてスタート時に半クラッチが必要なほど...まっいっか。
 苦労したのが荷物の積載。レーサーだから当然キャリアなんてないし、サブフレームもアルミ製の短いものだし、困った、困った。全部背中に背負うことも考えたけど結局シートの上に左右振り分けのバッグを選択。俺って頭いいなあ、と思っていたら家を出て数時間であわや車両火災。マフラーの熱でサイドカバーも新品のバッグもとろとろに溶けて...
結局シートの上に北海道の道で拾った板を置いてその上に荷物を縛る、もう殆ど不審な浮浪者のバイクになり下がりました。
これでだいぶヨレヨレ感がでたのでロシアでの盗難のリスクは減ったのかもしれません。
完成した作品は居住スペースが恐ろしく狭い背中直角の拷問仕様。荷物が前に攻めてくるので急ブレーキは厳禁です。
 一番困ったのは意外にもキャブレーションでした。まずは出発初日にキャブから燃料漏れ。北海道へのフェリーの日程から部品注文は断念し、神様仏様池田君から新品キャブをもらい万事順調、と思ったらどうにもこうにもアフターバーナーを散らすほど燃料が濃い。国内移動中に散々いじってだいぶ改善したものの、ついによりによってサハリンのど真ん中でご臨終。予期してはいたものの燃料が濃すぎてスパークプラグが死んだのでした。
 それは日本軍玉砕の激戦地、半田集落のトーチカの前で手を合わせてお祈りをして出発しようとしたときでした。
戦死した100人の亡霊に「珍しく日本人が来たのだからもう少し居ろ」って引き留められたのかなあ、なんて考えながら修理開始。
蚊の大群に食事を与えながら思ったのは、日本兵がここで流した血の量に比べれば蚊の大群なんて楽勝だなあ、でした。
 旅も半ばになってようやく気付いたのですが、どうやら燃料が濃かった1番の原因はエアクリーナーの吸入口が荷物で塞がれていたことでした。ちゃんちゃん。
 そんなこんなでバイクはどんどん調子を上げ、結局7000kmを走破してくれました。
WRってすごいバイクですねえ。でも良い子は絶対真似しないほうがいいです。シートが硬すぎて拷問過ぎます。
 
・出発前夜の突貫工事。池田君のおかげで出発できました!
・当初はこんなにスマートだった荷物。サイドバッグが溶けるまでは。
・荷物最終浮浪者仕様。10リッターのスペアガソリンタンクを積み、脱落した浜松ナンバーを紐で括り付けてます。
目の前の川を渡ります。水深は膝上だけど転ばなければ大丈夫。
・右に写っている日本軍トーチカ前でキャブレターを分解....亡霊に合掌。
・電気トラブルでエンジン停止。修理中に人の不幸を喜ぶ悪友
・北部の悪路は埃がひどいのでマスク代わりにパンツを被ります。一応新品です。
・サハリン西部の交通量の殆どない未舗装道路。絶景が広がる旅のハイライトの1つ。
・間宮海峡を臨みながら続くのどかで美しい景色
17:38 | バイク | comments(0) | trackbacks(0) | author : takashimase
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